イライラしない法則 身体編

前回のコラムでは、イライラしない法則を心理の面からお伝えしました。

しかしながら、思考法だけでイライラしなくなるには、時間と根気が必要です。

今回の法則は

イライラしない法則 身体編です。

思考法を踏まえた上で実践法に入ります。

といってもシンプルなものです。

そもそも副交感神経って何?
という方もみえると思うので簡単に説明をします。

人間が活動する上で、抹消神経系に自律神経系というものがあります。

ううっ…ちょっと堅苦しい説明が始まりますよー(・_・;

自律神経には

活動的になるときに優位になる
《交感神経》

休息するときに優位になる
《副交感神経》

があり、それらが時と場合によって前面に出たり、引っ込んだりしてバランスをとっています。

交感神経は、心拍数を上げ、血管を収縮させる。

副交感神経は、逆に身体をリラックスさせる神経です。
睡眠やストレスにはとても大事な神経です。

副交感神経は、内臓の機能も高まるので便秘などの改善にも繋がります。

さて

問題のイライラ

これは交感神経が高まり過ぎ、興奮状態にあるといえるんですね。

これが過度に高まるとパニック発作を引き起こすこともあります。

ではどうしたら良いのでしょう。

イライラしないために、交感神経にはちょっと引っ込んでてもらい、副交感神経が主役になればいいんです。

そのためにリラックスする神経を高める環境を作るということですね。

僕があまりイライラしない理由の一つに、リラクゼーションの仕事なので、いつもヒーリング系の曲の中にいるということです。

ヒーリング曲は副交感神経を優位にします。

想像してみてください…。
エンヤの曲が流れる中、会議で激論を交わすことができるか…(笑)
恋人と口喧嘩を続けられるか…?

あまり想像しにくいですよね…(^_^;)

イライラしにくいんです。

副交感神経が優位だと、交感神経は楽屋で寝ててくれてます。

逆に仕事でテンション上げて、営業などで頑張らないと!って時には、交感神経を起こすためにロック系の音楽を聴いたりしませんか?

オラー!お前の出番だぞっ!って。
気合い入れていけーー!って。

だけど、それも程々であればいいのですが、過度に出るとどうなるでしょう?

交感神経がずっと出っぱなしだと、副交感神経は拗ねて出てこなくなります。

するとどうなるか…?
交感神経は疲れ果てて、心身のバランスを崩します。

そして《自律神経失調症》になってしまいます。

心の問題から身体にまで害を及ぼします。

なので、イライラしないために

副交感神経を主役に抜擢しましょう!

具体的な方策としては

○癒しの曲を聴く
○アロマの香りをかぐ
○身体を温める
○マッサージで緊張をとる
○深呼吸をする
○ストレッチをする
○瞑想する

これらを日常の中に取り入れると、副交感神経は喜んで前面に出てきます。

私の番かしらって( ^ω^ )

そしたら、あれ?
なんでさっきまでイライラしてたんだろ?
何に対して怒ってたんだろ?

まぁゆっくりしようかな…とリラックス状態に自分を持っていけるんです。

ちなみに僕は、仕事でヒーリング曲を聴いていても、お客様の前ではそれなりに緊張もしますし、施術には集中力やパワーも必要なため交感神経にも活躍してもらってます。

なので、疲れることも多々あります。

そのため自分の部屋には

○間接照明
○アロマ精油
○眠れる音楽

この三点セットは、必須アイテムです。

家ではかなりリラックス状態です。
完全にだらけてます(笑)

イライラの原因を考えることはもちろん大切ですが、かなりエネルギーと時間を要しますので、一番手っ取り早い方法として

副交感神経を優位にさせることをオススメしました。

イラっとすることがあったら

思いっきり鼻から息を吸って、お腹からフ~~って息を吐く。
自然と大きく肩の力を抜く。

もし周りに人がいなければ、足の裏を刺激するのもオススメです。

足ツボは副交感神経を優位にすると言われています

多少痛みもあると思いますが、グリグリやっていると胃や腸が動くことがあります。眠くなってくる場合もあります。

是非色々試してみてくださいね。
もし効果があれば、これ幸いです。

しかし、それでもイライラがなくならない!

という方は一度ご相談にいらしてください。
カウンセリングで一緒に対処していきましょう(^^)

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