自分を変える!
そのための自己啓発セミナーや書物、その他諸々それに関する情報はたくさんありますよね。
それだけ多くの方が《自分を変えたい》と望んでいるからでしょう。
この記事を読んでいる方も、もしかするとそう思っているのかもしれません。
この記事がそのキッカケになれば嬉しいですし、自分が変わりたい人には変わってほしいと心から思っています。
いきなり結論から言いますが
自分を変えることは必ずできる。
でも、できない人が圧倒的に多い。
あるハードルを意識することが大事。
何か矛盾めいた含みを持たせた答えです。
なぜシンプルなのにできないのか?
多くの人が時間とお金を使っても、しばらくするとまたいつもの自分に元通りになってしまうのか?
ちょっと残酷な言い方かもしれません。
えー!そんなはずはない!と思われるかもしれません。
でも、あえて言います。
【本当は変わらなくてもいい】
そう思っているからです。
自分を変えることは、実はそれ相当のリスクがあります。
人は安心安全を求めます。
自分の身を守るため本能にプログラムされた大切な欲求です。
自分を変える。
大げさに言うと、それは本能である欲求を捨て、危険を承知でリスクを選ぶ。その勇気と覚悟がいります。
さらには、今まで体の芯まで染み込んだ「習慣と常識」を覆す必要があります。
そんな大変なことあえてするでしょうか?
例えば、あなたが今日から毎日自分の家に土足で上がって、食事は素手で食べることにする。
ものすごい違和感と勇気がいりませんか?
自分を変えるには、今まで身についたものとオサラバすることが求められます。
それってシンプルだけど簡単じゃないんです。
自分を一度否定することにもなりますから。
ですが、絶対無理とは言えません。
僕が知る限り、自分を変えた人は共通点があります。
【それは自分が嫌だった】
ということ。
最近はありのままの自分を受け入れ、そのままの自分を好きになる。
そんなことがよく言われるようになりました。
もちろんそれを否定するつもりはありませんし、同意もしています。
でも、それはある程度色々な壁を乗り越えた人の意見と冷静に見ています。
自分を変えたい!
そんな人へそのままの自分でいいよといっても、
「そのままが嫌だから変えたいんだよ!」と余計に拗ねてしまうかもしれません。
自分が嫌で嫌でしょうがない。
これは自分を変える大きなエネルギーになります。
皆さんご存知のメンタリストのDaiGoさん。
彼は幼少期とても酷いイジメを受けてしました。
ある時我慢が限界にきて、いじめっ子にナタを投げて反撃したら周りの反応が変わったことに気づきました。
それから彼は自分の嫌な部分を全部書き出し、それと真反対のことをしていくことにします。
太っていれば痩せる。成績が悪ければ勉強をする。すごいエネルギーがあったと思います。
それから彼はどんどん変わり、今ではメディアにも登場したり本も書いています。
僕も、メディアには登場してませんが(^^;;
自分を変えた一人です。
今でこそ人前でセミナーをしたり、友達も多くできましたが、過去は真っ暗でした。
人と上手く話せない。
取り柄が一つもないと陰口を叩かれる。
イジメの対象になる。
そんな自分が嫌で嫌でしょうがなかった。
明るく活発な同級生を見て、ある日落雷が落ちて、その子と身体が入れ替わらないかなと本気で思っていた。
自分に全く自信がなかった。
そんな自分が嫌だったけど、頑張って変わる勇気もありませんでした。
それでも、変わりたい願望は人一倍ありました。いつか見てろよ…と。
大学入学で石川から愛知に引っ越したとき、これは変わるチャンスと思いました。
むしろこの時しかないと思い込んでいました。
今までしてこなかった、
人に勇気を出して話しかける。
人は優しいものだと思い込む。
人の話を聞くことを心がける。
自分の心をなるべく開く。
笑うようにしてみる。
そんなの当たり前のことだと思われるかもしれませんが、僕は人が大嫌いで自分のことも嫌いでした。
なので、上記のことは、家に土足で上がり、素手でご飯を食べるぐらい常識破りな行動でした。
そのぐらい変わりたくてしょうがなかった。
彼女が欲しかった。
明るく楽しく一緒にいれる仲間が欲しかった。
今は、できない自分も受け止めることもできますし、嫌な自分もあってもいいと思ってますが、それは自分を変えることができて初めてできたことです。
自分を変えることができない。
そんな方は、自分の心に手を当てて、
「本当に変わりたい?」
その真意を問うてみてはいかがでしょうか?
それでもやっぱり変わりたい!
そんな方は、一度自分の嫌な部分をひっくり返して一つでもいいので行動に起こしてみてください。小さい事からで大丈夫です。
真反対ですので、勇気がいりますが、きっと何が変わります。
自分を変えたい。
それが動力なる。
一人では中々大変な作業なので、その時は心理カウンセラーを頼ってくださいね。
コメントを残す