「存在否定の恐ろしさ」

【存在否定の先にあるもの】

人間は素晴らしい面もあるけれど

めんどくさい

めんどくさいって邪魔くさいっていう意味じゃなくて

色々と複雑っていう意味です

最近の社会に衝撃を与えた児童殺傷事件

賛否両論あり

元農水次官の事件も絡み

引きこもりが問題視されるまで発展しました

被害者や遺族にとってはどんな事情背景があるにせよ

当然許されざる行為ではあるのだけど

当人は他者をおもんばかる意識は無く

街行く人ですら自分にとっては敵に見えたかもしれません

自分を否定した親や社会とのオーバーラップ

心の中では

「なんでわかってくれねーんだ」

さらに心の深いところには

「親に無条件で愛されたかった」

が潜んで渦巻いている気がします

大人になろうが心はこどものまま

事件を起こす人間に共通しているのは

誤解を恐れずに言うと

親から必要とされず
否定を繰り返しされ
人間不信になり
心が荒んだ状態

ただそうだからといって
それらの条件をAと仮定し
犯罪行為をB と仮定した時

A=B とは言えません

事件などが起こるとついつい

すぐにそれらを結びつけてしまう傾向があります

引きこもりだから人を殺めた
精神疾患がある人間は危険だ

それらは誤解であり
統計上は大人しいため犯罪率としては逆に低いくらいです

A=B ではなく

AがあることによってBのリスクはある
BはAによる原因が考えられる

くらいの話です

※テレビで盛んに引きこもりが問題視されることを危惧して書きました

話を戻します

親から否定された

それは親が本当に酷いケースもあるし
こどもがそう受け取ったケースもある
また親に限らず友人間でも起こり得る

昔働いていた職場の後輩に

いつも不安そうな顔を浮かべた女の子がいました

誕生日になると母親から
「あんたなんて産まなきゃよかった」
と一文だけ送られてきてました

それを見た時、意味がわかりませんでした
なんちゅークソ親だ!
あんたが産んだんやろ!
子どもに与える悪影響を考えないのか?
いやむしろそれを目的にしてるのか?
とにかく怒り心頭でした

案の定ですが後輩の子は
情緒不安定で異性関係が上手くいかず
何故か性犯罪にも巻き込まれてました

また大学の友人が
虐待や育児放棄により預けられた施設で指導員として働いていて

話を聞くと
子ども同士での喧嘩は当たり前
先生の気を引くためわざと悪いこと(窃盗など)をする

どこかで親から捨てられたということを
他人を傷つけることで解消する心理状態なのでしょう

また自分の存在を確かめたいからこそ
悪いことしてまでも他者の気を引くのでしょう

存在を否定された子は

どこかで存在を確かめたい

自分なんて生まれてこなきゃよかったと言いながら

どこがで自分を愛して欲しいと飢えています

それがねじ曲がり拗ねてしまうことが

非行であったり
不登校であったり
引きこもりであったりします

心理学の論文でも
存在否定を親からされた子はそうでない子に比べ
圧倒的に問題行動を起こしやすいというデータがあります

だからこそ現象の裏に真実あり

その現象や問題行動に囚われず

心の声にじっくりと耳を傾けること

したくてしているわけではないこと

心の深いところを理解しようとすること

カウンセラーの役目はこれからより重要になると思います

存在否定

ではなく

存在肯定

あなたがいるだけでお父さんお母さんは嬉しい

そのメッセージがどれだけ大事か

僕は親から不器用ながら愛情をもらえていたので

今こうして発信ができています

だけど辛い暗い過去があります

だからこそそういう人たちを

存在肯定で一人でも心を救えたらと思っています

その輪が

今回のような悲劇を生まない第一歩と信じて

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