合気道から学ぶコミュニケーション法

僕は大学生の頃

気弱で人が怖くて

何事にもネガティブな自分を変えようと

空手を習い始めました

練習はキツく諦めそうになりながらも

強くなっていく自分が嬉しくて

結果在学中に有段者にまでなることができました

おかげで少し自分に自信がつき

コンプレックスを克服できたような気がしていました

そして社会人になり

当時付き合っていた彼女と

なぜかわからないですが

合気道を習い始めました

空手の腕に覚えがあったので

意気揚々と披露しましたが

ことごとく否定されました

力で相手を倒すのではなく

相手の力を利用するのが

合気道ですよと教えられました

確かに力づくでは相手は倒れてくれません

相手が7の力なら

こちらは3の力にする

9なら1というふうに

手から相手の気を感じ取り

柔軟に力具合を変えていく

習いが進んでいくと

不思議なことに自然と相手を

力を入れずしてコロッと倒せました

この体験は目から鱗でした

この合気道の理論は

コミュニケーションにも当てはまるかもしれません

対人関係が苦手な人は

ついつい何か話さなきゃと思って

焦って自分の話ばかりします

これは力づくで相手を倒そうとしている状態です

それで上手くいくケースもなくはないですが

一般的には自分の話ばかりする人は嫌われます

では自分の話をせず聞くことに徹すればいいのか?

ここで合気道の理論が役立ちます

コミュニケーション、会話が上手な人は

相手がどのくらいの力で話しているか?

相手の表情や態度を観察し

それを数値化し読み取る能力があります

今は8くらいで話し手は夢中だから

こちらは2くらいで聞き手に回ろう

あ、4くらいに落ちてきたな

じゃあ、6くらいで話そうか

そんな風に場の空気や流れを読んでいる

とても難しいことではあるけど

コミュニケーションは

相手を思いやる心と

相手へ関心がないと

成立しないものなのです

それを会得するには天才ではない限り

トライ&エラーを重ねて

感覚を掴んでいくしかありません

また一対一は得意だけど

集団になった途端に会話が苦手だという人が多いのは

一人一人の数値が複雑化するため

1、4、2、1、えーっと…

難しいですよね

空気を読む

空の気

目には見えないものを感じとる力

それを養うと色々な場面で使えます

例えばクレーム対応は

相手がほぼMAXの10でやってきます

それを撥ね返そうとこちらも10だと

まず収拾がつかなくなる

大ゲンカが始まります

合気道のように

相手の力を感じとり吸収し(クレームを否定せずじっと聞く)

少しずつその力が弱まってきたところで

こちらも主張という名の力を入れていく(冷静に伝える)

もちろんこれは一つの方法で

絶対に正しいという理論ではありません

相手を叩きのめそうと10の力で応戦してもいいです

格闘技も力と力のぶつかり合いである側面もありますから

だけどお互いに疲弊してしまいます

夫婦間でも友人間でも

人間関係が壊れるかもしれません

良好かつ円滑なコミュニケーションのためには

ちょっと難しいかもしれませんが

相手の様子を見て(表情、態度、言葉)

それに応じて

自分の力具合を出したり引いたりしていく
そんなふうに柔軟な心を持てれば

少しコミュニケーションが上手くなるかもしれません

僕もそうやって今やっと人との関係が

自然と長続きするようになりました

今回は

合気道から学ぶコミュニケーションのお話でした

お読みいただきありがとうございます

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