コロナが辛い…認知行動療法を活用するとどうなる?

今日はカウンセラー養成講座の日でしたが

生徒さんの安全を最優先に考え

日本各地で緊急事態宣言もあり

止むを得ず延期することになりました

テレビを見てもダラダラしても気分が変わらないので

せっかくの空いた時間

たまには心理学のことでも書こうかと思います

今タイムリーな話題で

周りからこんな声が聞こえてきます

「コロナのせいで収入が減ってマジ辛い」

僕もですが(笑)

こんな悩みに対して

それは辛いですよね…

と共感するのもカウンセラーの仕事ですが

様々な心の病に効果があると言われている

《認知行動療法》というものがあります

ざっくりどんなものかと言うと

「コロナのせいで収入が減ってマジ辛い」を

コロナの影響で収入が減った → 出来事、事実

マジ辛い→感情

とまず「出来事」「感情」を仕分けします

コロナのせいの「せい」は感情も混じっているので

あくまでも事実として「影響」と書き換えます

そしてマジ辛いも

もう少し分解して本当の感情は

「悲しい」「怒り」「不安」「苦しみ」なども聞き出せたら書き加えます

ここからがポイントで

出来事と感情の間には

『捉え方』が潜んでおり

その捉え方によって

感情も大きく変わるというわけです

今の例で言えば

お客さんが来なくて収入が減ったのは
・自分の実力がないからだ
・お客さんから好かれてないからだ
・自分が人より劣っているからだ
・甲斐性のない自分は情けない
など自分のせいにしてしまう

これを自責思考と言いますな

また

お客さんが来なくて収入が減ったのは
・コロナのせいだ
・変なもん食う中国人のせいだ
・命をかけて事実を知らせようとした中国人医師を口封じし、くだらない国のメンツを優先した習◯平率いる共産党のせいだ
・補償もないのに自粛しろという政府のせいだ
など人や社会のせいにしてしまう

これを他責思考と言います

自責思考ならば不安や憂鬱になりやすいし

他責思考なら怒りを感じやすいでしょう

ここで更にポイントが

《認知の歪み》といって

捉え方におかしいことはないか?

それを探っていきます

歪みには主に10のパターンがありますが

それを一つ一つ説明していると

興味のある人すら離れていく気がするので
(ちなみにこれは推論の不安という歪み)

割愛させて頂きます

認知行動療法の一つの肝は

《捉え方に何かおかしな所はないだろうか》と

主に10のパターンに

ツッコミを入れることになります

例えば

収入が減ったことは自分に実力がないと決めつける合理性がない(自分を過小評価している、売上は様々な業種で減少している)

市川海老蔵でも三ツ星レストランのシェフでも収入が減っている

それは彼らが実力がないからと言い切れるかっちゅう話です

できるカウンセラーは

認知の歪みに気付く視点があり

ツッコミ上手と言えるかと思います

いやまてよ

そもそもコロナの影響で収入が減っても

全然気にしない人や

むしろチャンス!とか言ってる人もいるじゃないか

それはどう理解すればいいの?

そうそれがもう一つの肝です

自責思考と他責思考の他に

《問題解決(未来)思考》というものがあります

これを分かりやすく言うと

「他にもっと考え方はないもんだろうか?」

と捉え方の幅をぐっと広げてみることです

コロナの影響で収入が減っても

・仕事が減ったが、家族と会話が増えたおかげで仲が良くなった
・ハードワークから解放され体調が良くなった
・今までしたくてもできなかった好きな事がやれた
・お客さんが来てくれることがどれほど有り難いかを知ることができた

というふうに捉え方を変えるだけで

何となく感情が快の方に向かう気がしませんか?

無理矢理ポジティブに考えよう

と言いたいわけではありません

反射的に

自責思考になったり
他責思考になったり

それも人間だから当たり前だと思うのです

コロナは地球のために生まれたんだよ

という問題解決思考の頂点のような投稿を見ると

狭い考え方しかできない自分は何てダメな人間なんだ

とこれまた自責思考になったら本末転倒です

自分を責めてもいい

社会を責めてもいい

だけど少し考えてみて

他にもっと考えられないかな

そうやってステップを踏んでいければいいんじゃないかな

カウンセラーはこれが正しいからこうしない!

なんて言わないし言われたくもないですよね

同じ人間なのだから

色んな人がいて当たり前だし

その分

色んな考えの人がいて当たり前

コロナの影響でそれが浮き彫りになり

僕も考える良い契機になったので

それはそれで良かったかなと

自分に認知行動療法をするのでした

本当は辛い(笑)

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