あおり事件からみた「キレる人の心理」とは?

「なんであそこまでキレてしまうのか?」

連日ニュースを賑わせているあおり運転

逮捕された宮崎容疑者の風貌や異常なまでの言動
交際相手の喜本容疑者が加担する風景に違和感を覚えた方もいると思いますが

そもそもなんであんな激昂するのか?

出来事は、車に追い抜かれた、お茶がこぼれたなど
日常生活でごくごく当たり前に起こる光景です

それで当たられた被害者の方はたまったもんじゃないですよね

しかし、宮崎容疑者だけでなく
全国各地であおり運転はあるし
怒りまくっている人に誰しも一度は遭遇したことがあるんじゃないでしょうか?

僕もついこの間、帰省中にお寿司屋さんへ行った時
70歳ぐらいのじいさんが、店員さんに向かって怒鳴り散らしてました

じいさんの家族、順番を待っている人、店員さん
多くの人が「やめてくれ・・・」という顔をしているのに

当のじいさんは「ふざけるな!」と一歩も引かない

おそらく順番を先越されたことに激昂しているようでした

怒りの沸点が低い、キレやすい人は
皆とは見えている世界が違うとさえ感じます

心理学的に見てみると
彼らには共通項があります

それは
【社会、他人は自分に敵意を持っている】
と「思い込んでいる」点です

実際にそんなことはなくてもです

他にも
・こうある「べき」が強い
・感情をコントロールできない
・劣等感からの歪んだプライドがある
など挙げられますが

最近読んだ本「ケーキの切れない非行少年たち」で

児童精神科医である著者の実地調査で
加害者達が口を揃えていていうセリフが

「自分は悪くない、相手が悪いんだ」
というものでした

強盗、傷害、強姦、殺人などの凶悪卑劣行為をしてでもです

なので犯罪に対しての反省以前の問題だと論じていました
極めて自己認識能力が欠如していると

宮崎容疑者や非行少年たちの認識はこう感じるのだと思います

「車で追い抜いた」→「自分をバカにしている」
「お茶をこぼした」→「自分をバカにしている」
「順番を間違えた」→「自分をバカにしている」
「人と目が合った」→「自分をバカにしている」
「小説が落選した」→「自分をバカにしている」

こんな認識を持って生きていると
そりゃ怒れるだろうし
人は嫌な奴に見えるし
隣人トラブルも絶えないでしょう

一見すると異常な行動も
こうして認識を変えると納得できる部分はあります

だからといって犯罪を擁護するわけでもありませんが

彼らはそう思い込んだ背景がきっとあります

幼少期に親から否定され続けた
学校で複数の人にいじめられた
異性に全く相手にされなかった

それが自己肯定感の低さに繋がり
それを払拭したい心理が働きます

自分を守るため無理に強がり
社会や他人への怒りに転嫁し

そうした認識が人間関係を悪化させ
トラブルメーカーへ発展していく負のスパイラル

宮崎容疑者と喜本容疑者がその点で
お互いに近い感覚で理解し合えたのかもしれません

一見すると犯罪を犯す人は怖そうに見えますが

本質的なことを言えば

【周りを異常に恐れている】

のは彼らです

現に宮崎容疑者、喜本容疑者は

うどん店にも関わらずサングラス、マスクをしています

周りが怖がるような光景ですが

人目を気にする人は顔を何かで覆います

自分は人に追われている
自分は警察に監視されてる

と言った統合失調症のような妄想も

周りを異常に恐れているからです

弱い犬ほどよく吠えるといわれますが

犬に失礼かもしれませんが

怖いから周りを威圧するという算段です

そうすることで自分の存在を保っているのです

そう思うとキレている人は

強い人ではなく

弱い人

かわいそうな人かもしれません

表面的な態度に惑わされず

そういう目で見れば

もしかすると相手も高圧的ではなくなるかもしれません

一筋縄ではいきませんが

相手の内面を見ると

逆の一面が見えてくるかもしれません

「そんな人と遭遇したらどうしたらいいんだ!」

という問いの答えにはなってないかもしれませんが

見方が変わることで何かが変わる

そんなことがあると思います

長く長くなりましたが

キレることなく最後まで読んで頂き
誠にありがとうございますm(_ _)m

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